【梁田社長の業務改善ブログ】2位でいいんです!

「2位じゃだめなんですか?」はあまりにも有名なフレーズになりました。
蓮舫氏=この言葉みたいなイメージになってしまいましたね。
私は実際に事業仕訳を見に行って、蓮舫氏のズバズバ切り込むのは爽快に
見えましたが、この件に関しては「やっちまったな」と思いました。

 

そもそも2位ってなんでしょうか?
2位を目指している人は世界中ひとりもいないような気がします。
「結果2位だけど大変満足しています」というのはまだわかります。
2位という順位は1位を取れなかった人の順位であることは間違いありません。

オリンピックなども、銀メダルの人は意外とがっかりしていたり、
人によっては泣いているひともいます。なぜならばもしかしたら金メダルを
取れたかもしれないという悔しさや複雑な心境からでしょう。

逆に銅メダルを取って大喜びをしている人をよく見ます。
もしかしたら何もメダルを取れなかったかもしれない恐怖から解放された
歓びなのかもしれません。

さて今回のタイトルの「2位でいいんです!」の意味は、業務改善、特に
ホワイトカラーの業務改善に関しては100点を取りに行く必要が無いということです。

ホワイトカラーの業務改善は「ざっくり」がポイント

業務改善と言ったら、ストップウォッチで計ったり、ビデオ撮影をしたり、
距離をメジャーで計ったりと綿密な測定や計算をするイメージがあります。
なぜそこまで正確性を求めるのか。
それは改善をすることで1秒を短縮したり、精度の高い作業を求めたりする
からです。
いい加減な数値では、効果が出ないどころか場合によっては安全にもかかわる
ことになってしまうかもしれません。

 

ところがホワイトカラーになると、同じ業務でも昨日と今日の動きが違ったり、
電話を1本取るだけでスケジュールが狂ったりと、臨機応変の対応が求められます。
だからと言って定性的な分析だけでは何がどのくらい改善されたのかはわかりません。

 

そこで私が言っているのは「ざっくりとした数値」です。
業務量が1位の業務はこれで、2位の業務はこれで、3位の業務はこれ、みたいな
正確さは必要なく、上位の業務はどれ?みたいなざっくり感です。

なぜ「ざっくり」でいいのか?
ざっくりな数値は収集が簡単だからです。
綿密な数値の収集はかなりの負荷がかかります。
また、「ざっくり」と問題の当りをつけてそこを改善のテーマにしたりします。

よくこんな声を聞きます。
「こんなアバウトな数値でいいのか?」とか、「この数値にはどれだけ信ぴょう性があるのか?」など

100%信ぴょう性がないのなら、こんな調査は無駄だと考える人が少なくありま
せん。多分それは、やるからには1位を取るとか、100点を取らなければならない
という感覚が根付いているからではないでしょうか。

 

あまりに真面目にやるので、いつまでも納得した結果を得られず数値の収集だけで
疲れてしまっているようにも思えます。

 

オリンピック競技や研修開発や商品開発などは、どんどん1位を狙っていただきたい
のですが、業務改善における数値の収集は「50点でもいい」くらいの気持ちで
始めて、なんどもブラッシュアップするうちに100点に近づけていくことは
必要な感じがします。

まずはそんなところからトライしてみてはいかがでしょうか。

 


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