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投資はした方がいいのか?

本日は「投資はした方がいいのか?」のタイトルですが、
結論から言えば投資はした方がいいのです。

《投資を推奨する背景》

先日、ファイナンシャルプランナーの先生による「投資教育」を
全社員がオンラインで受講させていただきました。
私自身も投資というものにはかなり疎く、非常に考えさせられる内容でした。

どうして投資が必要かと言うと、何と言っても預貯金が低利息だと言うことです。
バブルの全盛期は定期預金の利息が6%という時代もありました。
預けているだけで6%の収入を得ることができるわけです。

しかしそんな時代は二度と来ないと推測されます。
つまり持っていてもお金は増えないということです。
正に塩漬けとはこのことでしょう。

しかし日本人は危ういものには手を出さず現状維持を好む国民です。
損をするなら何もしない方がいいと判断します。
そんな背景からか世界水準に比べても日本人は投資をしない傾向にあります。

その割には生命保険が大好きです。
万一のためにと費やしたお金の多くを失うことになるのですが、
この件に関しても日本人は無頓着です。

そこで2022年から高校の家庭科で投資教育が始まります。
今まで投資の教育を受けていなかったので、
投資に対して消極的ということではないでしょうか。

この投資教育には期待をしたいところです。

《投資とギャンブル》

よく投資=ギャンブルと思っている人がいます。
これは全くの間違いです。

ギャンブルとは勝つ人はいますが、それ以上に負ける人がいることが前提で成り立っています。
必ず儲けることのできる人(胴元)がいるのも特徴です。
ちなみに保険もしくみの上ではギャンブルに分類されるそうです。
加入者の多くが負けるのですが、気にする人は少ないでしょう。
不幸になった人が勝者というおかしなしくみです。

投資もやり方によってはギャンブルみたいなことになり得ますが、
投資は長い期間で考えるものなのです。

投資と言うと株とかFXとか今ならビットコインとか、
相場が乱高下して儲かった、損したみたいな話を聞くと思いますが、
短期で考えるとそのようなこともあるでしょう。
しかし投資は長期で行うことにより、
リターンは少ないかもしれませんが、リスクも少なくなります。
そして経済が成長することで投資をした多くの人に見返りがあります。

《不動産投資はどうか?》

不動産投資もあります。
しかしここも損をしたり、最終的に破綻したりという話も聞きます。

しかし不動産投資は失敗のパターンはほぼ決まっているとも聞きます。
つまり、こうしたら失敗をするということはかなり事前に予測できるということです。
もちろん地震で倒壊したとか自殺されたとか、このようなリスクは当然あります。
しかし不動産投資で失敗する多くの人は勉強不足にあります。
不動産投資セミナーに出席してたらいいのかと思うかもしれませんが、
これも最終的には自分で勉強をして判断をして進めるべきです。
少なくとも聞いたことを鵜呑みにしてはいけません。

新築物件に投資をするとリスクは少ないが儲けも少なく、
築古物件は利幅が多くなりますが古い分リスクも多くなります。
ワンルームマンション投資はちょっと儲かるか
逆に多少の持ち出しがあったりします。

それでもやるのは節税であったり将来の資産にできたりするからです。
ローンを返済したらそれ以降は利益になります。
但し、ローンを返済した時点でかなり老朽化していますので、
当初の家賃は望めなくなる傾向があります。

厳密にはインカムゲイン(家賃収入)とキャピタルゲイン(売却益)を
ちゃんと考慮して投資をすることも必要なのですがここでは割愛します。

不動産投資は一般的にはミドルリスク、ミドルリターンと呼ばれていますが、
リターンを多くするためには物件数を増やさなければならないので、
身の丈にあった投資をすることを勧めます。

《確定拠出年金はどうか?》

弊社が投資教育を受けたのは確定拠出年金(企業型DC)に加入したからです。
弊社の関連企業の株式会社ヒューマン・プライムが
「総合型401k倶楽部」を運営しています。
https://humanprime.co.jp/service/401k/

個人型はiDeCoと言って国が推奨しています。

確定拠出年金とは、簡単に言うと投資先を分散させ自らが運用商品を選ぶ投資です。
ただし、確定拠出年金では、投機目的のようなリスクの高い商品(投資信託)を取り入れることは
法律で認められていませんので、将来の資産形成のために、国が用意した制度といえます。
分散投資も重要ですが、一番大切なことは確定拠出年金の特長である「長期投資」です。
長期的に一喜一憂しないでコツコツ投資をする、これがプロではない一般の人ができる一番簡単な投資です。

将来に向けて塩漬けにしている預貯金を少しでも増やす、
そのようなことで確定拠出年金も考えられるのではないでしょうか。

最後にまとめますと、
投資は短期の利益のためにするのではなく、
将来のためにするというのが正しい理解ではないかと思います。

投資は利益が出ることを保証するものでは無いことが前提です。
だから投資は売り込まれて始めるのではなく、
自分で勉強をして自分の意志で始めるとよろしいのではないでしょうか。

ハリー

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