ビーペックで始める業務改善スタートガイド



時代の変化を肌で感じ、そして動き出す

久しぶりに百貨店に行きました。
百貨店は厳しいと言うことを聞き、
更に外国人客が減って益々厳しい状況かと思っていましたが、
意外と人が入っている印象でした。
年末なので年末商戦なのでしょうか?
企業努力なのでしょうか?

《今では当たり前の物も昔はどうだったか》

若い人が生まれた時には当たり前のようにある物。
例えば携帯電話
例えばコンビニエンスストア
例えばコーヒーショップチェーン
そしてパーソナルコンピューターとインターネット

新しいものが出てくると古いものが無くなって行きます。
無くならないにしても新しい勢力に押されて淘汰される場合もあるでしょう。

携帯電話は固定電話からの発展ですが、固定電話が無くなったわけではありません。
むしろ無くなったもの、無くなりつつあるのもは、ポケベルであり公衆電話です。
ただ、固定電話も減ってはいるでしょう。

コーヒーショップも昔は喫茶店でしたが、
今でも残っている喫茶店はたくさんあるでしょう。
むしろコメダ珈琲みたいに、喫茶店をチェーン化するところもあります。

そして世の中を画期的に変えたのが、パーソナルコンピューターとインターネットです。
これも若い人であれば生まれた時から身近にあったものかもしれません。

個人がパソコンを持つ時代は、私が30歳前後の時でした。
それでもパソコンを所有している人は少数でした。
そしてこのコンピューターとインターネットはスマートフォンに集約されます。

10年くらい前の過去から見ても、今は画期的な未来なのかもしれません。
もっと言えば、その機能は時計にも集約されているからです。

《変化を察して生き残るためには?》

完全にこの世から姿を消すのはそこまで多くは無く、
淘汰されながらも生き残ったり、形を変えて生き残ったりします。

それでは劇的な変革がおこらないのはどうしてでしょうか?

それは多くの人は急な変化を好まないからです。
憲法改正や大阪の都構想など、いい悪いは置いておいて、
内容云々ではなく、単に変わることを嫌がる人が少なからずいるのは事実です。

「変わることを嫌がる=新しいことをするのに抵抗がある」
そうとも取れるでしょう。

コンビニエンスストアやファストフードは意外と受け入れ易かったと思いますが、
それこそパソコンやスマートフォンなどはいきなり手を出す人は少なかったでしょう。
今でも手を出していない人がいるかもしれません。

しかし新しい事業というのは、多くの企業が考案し、
新しい事業をするために新しい会社を起こしているのも事実です。

百貨店に活気を感じたのは単に私が無知だったのかもしれませんが、
一定の百貨店を好む層がいるでしょうし、むしろ外国人が少なくなったことが
その層に行き易さを与えたのかもしれません。
ただ、こんな光景をみながら、百貨店を好む層をターゲットに
事業を考えている人がいるかもしれません。

ですから、変化を好まないから同じことを続けているのと、
変化を考えた結果、同じことを続けることが有益だと考えるのとでは、
天と地の結果になるのではと思います。

自社がメインとしている事業は、
・ライバル企業が増える
・何かに取って代わられるものが現れる

常にそのような緊張感を持つことが必要と考えるものです。

今現在当たり前のようにあるものには、前身があったと思います。
・どうして変化する必要があったのか
・どのように変化していったのか

そのようなことを考えると、生き残るためのヒントがあるかもしれません。

しかし私は、ディスカウントと言う方向に変化するのではなく、
付加価値という方面に変化することを期待します。
いつまでもディスカウントへの変化ばかりをやっていると
世界的な競争から置いていかれるのは時間の問題と考えるからです。

今の事業の進化系はいったい何なのか。
常に考え常に変化していくことが、生き残りへの道につながっていくことでしょう。

ハリー

関連ブログ

不要なものとはいったい何か?

本当にテレワーク完全移行でいいのか?

■BPEC Prject V5.1

簡単に短期で業務を可視化して、問題を抽出するツールです。
システム導入の際に、システムベンダーに要望を伝える上でも一度お試しください。

業務改善手法BPEC(ビーペック)とは?

■業務改善メールマガジン

ご覧になりたい方は下記よりご登録をお願いします。
メールマガジン登録

BPデザイナーズでは各種セミナーや体験会も開催しております。
ご興味があれば下記よりお申込みください。
BPデザイナーズ各種セミナー



最新Blog
  • 2022年12月15日(木)

    景気の波から学ぶ

    景気の波というのは一定の波形で浮かんだり沈んだりしています。 有名な景気循環論として4つの循環があります。 【キチン循環】 短期波動で在庫変動が起因によって起こ

  • 2022年11月17日(木)

    プロセスマイニングの落とし穴

    緊急事態宣言も解除され、コロナ禍も落ち着きを見せてきたかのように思える昨今 企業や、そこで働く人々のあり方には大きな変化が求められている。 働き方改革、DX、ニ

  • 2022年10月26日(水)

    オンラインな世の中を想像してみる

    先日、いつも行く飲食店に行きました。 行く道中にいつも混雑しているお店があり、 行きつけのお店も席があるかどうかが新型コロナウイルス蔓延前の話でした。 しかしな

メルマガ登録

BPデザイナーズでは、業務改善に関する事例やポイントを解説するメルマガを発信しています! 登録はこちら