働くということ
『働き方改革』
これは働き方を大幅に変えようということ。
では、その根本には何があるのでしょうか?
従来の働き方は身を粉にしての滅私奉公。
プライベートを捨て365日会社に尽くす。
こんな感じではなかったでしょうか?
時間は会社のものなのか?
私は「残業命令」とか「休日出勤命令」には違和感があったのです。
命令ですから、勤務時間以外も会社に権利があるように感じます。
正しくは、「残業依頼」、「休日出勤依頼」かと思います。
みなさんのお時間を会社のために使っていただけないですかと言うことです。
つまりこのしくみから既に、365日24時間を提供しているようなものです。
『それはおかしいですよね?』
という発想から働き方改革となったような感じもします。
そもそも会社が偉いわけではありません。
社員は労働して、その対価を会社が払う。つまり対等なのです。
しかし、評価を気にしたり、解雇されたらどうしようと思ったりして
社員は会社に従ってしまうようになります。
働き方改革はあくまでも働き方の多様化です。
何も早く帰るだけが働き方改革ではありません。
しかし、残業に忙殺され、それで定年を迎えて何も残らなかった人がいるのも事実です。
人間は人間として生きて行く必要性
だからここで、はっきりと線引きが必要なのです。
少なくとも会社は社員を自由自在にできるものではありません。
会社の時間は会社の時間、自分の時間は自分の時間。
これが線引きです。
次に、働く場所、働く時間、ここにも多様化があります。
昨今ではテレワークが一般的になりましたので、半強制的ではありますが
会社以外の場所で働くと言うのは当たり前の時代が来ました。
弊社では、6時~22時の間で7.5時間働くこととしています。
つまり中抜けができるということです。
ですから、病院に行ったり、子供の授業参観に出席したりと
まさに働く時間の改革です。
子育てがあるから時短にしなければならない人も、
今でもたくさんいらっしゃるではないでしょうか。
働くことの意味
つまり従来は就業ということが、人間が人間であるべきものを失い
ある意味では、お金を稼ぐためだけに人生を使ってきたと言っても
過言ではありません。
最終的には、自分であり、家族であり、それを守るための手段として
“働くこと” があるのではと思います。
この “働くこと” が自分や家族の存在を損なってはいけません。
それを守ることが大きな改革になるのではと考えます。
そして性別、年齢に関係なく活躍できる環境。
そこも含めて働き方が大きく改革されることを願っています。
ハリー
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